デコポンの日(3月1日)
「デコポン」は平成3年3月1日に熊本県から初めて市場に出荷されました。
初出荷から15周年を迎えたことを契機に、平成18年にデコポンが初めて市場出荷された3月1日を「デコポンの日」として制定しました。
※デコポン
見た目は見分けがつかない「デコポン」と「不知火」。
名前が異なる2つですが、どちらも同じ不知火というみかんです。不知火は清見オレンジとポンカンをかけ合わせた品種で、糖度が高く種もほとんどない食べやすい人気の柑橘です。
不知火のなかでも糖度13.0度以上、酸度1.0度以下という条件を満たし、JAから出荷されるものだけが「デコポン」を名乗ることができます。
※「デコポン」は品種名ではなく、JA熊本果実連が所有する登録商標®であり、品種は不知火です。
糖度・酸度の基準を満たしていても、許可を受けたJAしか商標を使用できないため、JAを通していないものや、個人の農家さんが出荷するものは品種名の「不知火」として店頭に並んでいます。
ということは「不知火」として販売されているものの中にも「デコポン」の基準を十分に満たしているものがたくさんあるのかもしれませんね。
ハウス物は12月頃から出荷がはじまり、露地物は2月頃から出回りはじめます。収穫後貯蔵したものが5月いっぱい位は出回りますが、美味しい食べごろの旬は3月~4月頃です。
※不知火